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水道用不断水内視鏡装置のご紹介

水道用不断水内視鏡装置のご紹介

不断水内視鏡とは

 水道は建設の時代から維持管理の時代に移行し、 多くの水道施設が改修の時期を迎えており、新たな対応が求められています。 また、需要者からの水道水質のへの要求、漏水事故等の緊急時における要望等が多様化・高度化している昨今、 断濁水等の社会に与える影響が非常に大きくなり、 これらに応えるため、断水を行わずに水道本管内の状況が簡単に観察・調査・検証できる 「水道管不断水内視鏡装置」が開発されました。 その「水道管不断水内視鏡装置」である、「NP−15」と「NQ−15」などを中心にご紹介いたします。

− 不断水内視鏡装置の使用目的 −

  • 水道管路内の濁質原因調査
  • 管体・異形管の内面状況把握
  • 消火栓等のT字管縦管部の腐食状況調査
  • 仕切弁開閉状況の確認
  • 工事施工後の検査 等々


水道用不断水内視鏡装置 NP-15

水道用不断水内視鏡装置 NQ-15

● 装置の特徴

  • 不断水で管路内の状況が揚影できます。
  • 上流側・下流側へ各最大25m挿入可能
  • カメラ挿入は既存の地下式消火栓や空気弁等の補修弁を利用(工事は不要)
  • 挿入箇所が無い場合でも、サドル分水栓(Φ50mm)を介して挿入可能
  • 対象管路はΦ75mm以上
  • 耐水圧は0.75MPa
  • 対象管路は、ダクタイル鋳鉄管、鋳鉄管、銅管、塩化ビニル管、ポリエチレン管等
  • 軽量設計で、1日の作業能力は2〜3箇所(管路構成や管内面状況、
    消火栓の取り外し・復旧作業等による)



不断水内視鏡カメラによる調査の装置設置方法と調査について

● 不断水内視鏡カメラ調査



1.普段マンホールの蓋で内部は見えませんが、消化栓が中に隠れています。


2.蓋を外し、補修弁を閉じてから、消火栓を取り外します。


3.不断水内視鏡装置を取り付け、内視鏡カメラを操作し管内を調査します。 管内は映像記録装置(モニタ)で確認できます。


4.不断水内視鏡装置を取り外し、消火栓を元に戻します。補修弁を開け、水が出ることを確認できれば終了です。

● 水道用不断水管路内調査システム図

※ 既存の地下式消火栓や空気弁の下に設置されているボール式補修弁を介してケーブルを押し込むことにより、管路内に内視鏡カメラを挿入する。
   日本水道協会発行
「水道維持管理指針2006」に掲載


● お問合せ

 不断水管路内調査について、ご興味・ご関心・ご質問等ございましたらお気軽にお問合せ下さい。

関連事業統括部  TEL.078-646-3903 


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